ばりねこブログ　2009年12月03日

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2009.12.0321:54

連日のようにニュースに出てくる事業仕分け・・・

あれどうなんでしょうね

もともと採算性を求めていない公共の施設などに対してさ
利益が出るように考えた方がいいんじゃないかとかさ
民間企業を見習ってコストを削減しなさいとかさ
廃止とか・・・

民主党でもメディアでも
無駄を無くせとか簡単言っちゃってるけどさ
無駄の定義って何？って思う

その公共事業が無駄なことなのか必要なことなのか
はっきり区別できるものなのでしょうか？

たとえば
この道路は他の道路に比べて交通事故が多い
原因は道幅が狭く、歩道も狭い
ではその道路を広げるための公共事業を行いましょう
公共事業を行った結果、交通事故が減りました
めでたしめでたし

だけど
その道路の交通量って熊が出没する確立より少なかったりして・・

大半の公共事業ってメリット、デメリットを兼ね備えてるものだと思ってます
万人が満足できる公共事業なんて今も昔もあり得なかったはず

大多数の人が賛成し良しと思うなら
その公共事業は必要とされるけど
少人数でそれを賛成しそれを望んでも
無駄と認定されてしまう

もちろん民主主義国家
多数決国家日本だからこそのシステムでそれは仕方が無いことだけどね

もっと言うと
地方の過疎化した地域では当然人も少ないお金もない・・・
都会は人が多い、それゆえにみんなでまとまれば
大きな勢力となる

100万人の需要と100人の需要では
重要度が全然違ってくるわけですよ

都会の100万人が
道路や橋、病院や公園、障害者や老人の施設、
電車、バスを欲すればすぐに公共事業として成り立ってしまうわけですが

地方の100人の要望となると
必然と後回しになっちゃう（；＞＜）

100人の需要しかないことに税金使っていいのか？
とメディアが騒ぎ立てるんですよね

お決まりのパターンです

そういう中で
簡単に無駄という言葉を使うなと私は言いたい

本当に無駄なものなんてごくわずかでしょうし
ほぼ全てにおいて何らかの意味を持ってるものだと思いますよ

そのごくわずかな無駄な公共事業を廃止したとこで
すずめの涙ほどの財源しか確保出来ないはず

本当に役に立たない無駄なものなんて
私の無駄毛くらいだ

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